Barrel Aged Imperial Stout (バレルエイジド・インペリアルスタウト)が出来るまで。

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Ichiro’s Malt  × Minoh Beer
世界的なウィスキー樽で一年熟成させた箕面ビールです。

毎年冬の時期にリリースしている『バレルエイジド・インペリアルスタウト』、今年も順調に仕上がりました。

「バレルエイジドビール」とは、ビールを木樽(barrel)で熟成(aged)させたビールのこと。

長い長い熟成期間中は木樽を文字通り”寝かす”スペースの確保が必要で、手狭な工場でよくもそんなことを・・と、我ながらあきれてしまうのですが、それでもこの木樽で熟成させたビールの味を一度覚えてしまうとやめられません。

 
実はこの木樽、世界的に有名なウィスキー『イチローズモルト』(埼玉県・秩父醸造所さん)の製造に使われたもの。
初めて譲っていただいたのが10年程前ですが、当時は海外でこそ木樽のビールを目にすることはあっても、日本ではまだ珍しかった時代。少しづつやってみようと2本の木樽から始まったのでした。
 
ステンレスタンクで醸造した自社ビールを木樽へ移送し、3℃以下の環境で保管しながら一年待ちます。
毎年、ドキドキしながらの試飲タイム。「フレッシュな状態で飲むのが一番美味い!」というビールの概念が、払拭される瞬間です。
 
現状では、木樽に入れるビールは『インペリアルスタウト』と決めています。
2種類のローストモルトを使った香ばしさとしっかりボディが特徴の液種ですが、ここに木樽と原酒由来のスモーキー且つバニラのような香味が絡まると・・・それはそれは、複雑でユニークなテイストです。“ほんのりカカオのような” “甘くて” “ウッディーな香り” ・・・表現が尽きません。『インペリアルスタウト』の濃厚でとろりとした甘みとコクが、時を経て、更に贅沢に感じられます。「ビールの枠を超えたビール」と言っても、きっと大げさではないでしょう。
 
個人的にはキャンプで焚火をしながらゆっくり単体で味わいたいのですが、お肉料理やアイスクリーム、ショコラケーキなどのデザートに合わせてみたりと、時間が織りなす芳醇で奥深いビールを、それぞれの味わい方でじっくりとお楽しみください。
 
箕面ビールをお取り扱いいただいている酒販店様・ご飲食店様の方でもご提供いただいてますので、そちらでもどうぞよろしくお願いいたします^^

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~バレルエイジドビールが出来るまで~

①毎年、狭い冷蔵庫に少しづつバレルをゴロゴロと搬入します。何せスペースがない私たちの工場、隙間で色々とチャレンジしています。
➁木樽で熟成されたビールを瓶詰のために再びステンレスタンクへ移送します。1樽1樽、ゆっくり移送中。辺り一帯にほんのりウィスキーの香りが…
 

③出来上がった今年の『バレルエイジド・ インペリアルスタウト』。今年もいい感じです!

 
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スタウト、インペリアルスタウト、バレルエイジド・インペリアルスタウトと3種の黒ビールを並べて販売しているのは、この冬の時期だけです。自社が誇る黒ビールの飲み比べなどもぜひお楽しみ下さい。

是非この機会に、特別な体験を!